1971年7月20日に、東京都中野区に日本初の店舗をオープンした日本マクドナルド。マクドナルドの創業者であるレイ・クロック氏と、日本の実業家である藤田田氏による協力によって実現させたのだそうです。
現在ではなんと2,900軒以上ものマクドナルドがあり、アメリカと中国に続いて、日本は店舗数で世界第三位。さらに驚くべきことに、人口に対する店舗数ではアメリカに次いで第二位なのだそうです。
そんな日本で人気を勝ち取ったマクドナルドですが、今月20日に公式SNSで特別なウェブCMを公開しました。「特別じゃない、しあわせな時間」と謳われたキャッチフレーズのアニメーションCMでは、テイクアウトしたマクドナルドの商品を一家三人で楽しむ姿が描かれています。このCMがとても注目を集めており、SNSでの視聴回数は8000万回を突破しました。
興味深いのは、この反響が日本国内よりも海外で特に大きかった点なのです。愛らしい内容とアニメーションが高く評価されたのもあるのですが、このCMのキャッチフレーズで謳われている「特別じゃない、普通のしあわせ」が父親と母親と子どもという家族によって描かれていたことが多様性が強く求められる今の欧米の方々には新鮮に感じられたようで、多くのコメントが寄せられていました。
その一部をご紹介しますのでご覧ください。
海外の反応
☺両親と一緒に食べ、純粋に喜んでいる。
☺これはとてもキュートでリラックスできる広告だ!
☺伝統的な価値観を守り続ける日本に敬意を表したい。
今から荷物をまとめて、日本行きの飛行機を予約するよ。
☺今まで見た中で一番かわいい広告だ。くそっ、宣伝にまんまと引っかかってしまった。
☺久しぶりにマクドナルドに行きたくなるようなハンバーガーの広告を見た。
☺これが私の記憶にあるマクドナルドだ。家族で行って、ホットホイール付きのハッピーミール(妹はバービー)を買って……というのは、子供のころのイベントだった。
☺20年ぶりにマクドナルドの広告を見たが、最後の耳障りな口笛がないのがうれしい。
また、家族もかわいい。
☺このようなキュートなアニメーションのCMがもっと世界中に必要だ!
☺食事を楽しむ幸せな家族。愛らしい
☺このコマーシャルのアメリカナイズ・バージョンが必要だ。
☺正直なところ、アメリカではこのコマーシャルを流せばいいのだろう(もちろん、言葉は英語に訳して)。アメリカではアニメは本当に人気がある。
☺それは、あなたが本当に何かを求めているように感じさせる広告であり、あなたの人生に欠けている何か。また、マクドナルドに足りないものは何だろうと考えさせられる広告でもある。
☺売れる広告とはそういうものだ。
☺正直言って、この広告を見たら、すぐにマクドナルドを食べるだろう。
☺たとえそれが健全なものであったとしても、それは商品そのものではなく、あなたに足りない、あるいは欲しいライフスタイルを売っているのだ。広告がきっかけで生活を改善しようという気になれば、何も悪いことはない。人間として、これが私たちの望みなのだから。
☺日本は家族の価値観を受け入れるが、アメリカはそれをしない。
☺だって、これは普通の見た目の家族を描いた普通の見た目の広告だし、ここには何の表現も押しつけられていないし、単なる素敵な追加なんだけど、これを見たら本当にマクドナルドが食べたくなったんだ、西洋ではこんな追加はしないんだよ。
☺マクドナルドは文化を理解している。
☺彼らは市場を知っている。
☺知的で健康的な日本人に売り込むには、ここから始めなければならない。
☺伝統的な家族のポジティブなイメージを押し出した健全なものを見るのは新鮮だ。
☺日本に行って、この広告のためにわざわざマクドナルドに行きたい。
☺健全で温かい。このような広告をもっと増やしてほしい。
☺これが話題になっているのは、これが幸せな家庭を築き、結婚し、子供を育てることを促進する明らかなサイコップだからだ。 日本や少子化の他の国々で切実に必要とされていることだ。 これは健全であり、サイコパスでもある。日本支社は単独で称賛に値する。彼らはクロコヴィルUSAの本社から非常に独立している。
☺これほど健全な広告は、覚醒合衆国では決して作られないだろう。よくやった、日本!
☺いつも毒を吐かれる代わりに、これがあればいいと思わない?ただ、かわいくて、幸せなものを…。
☺私は日本に6年間住んでいたが、日本のマクドナルドの料理の質は、ここアメリカのマクドナルドより数マイルも上だった。
☺控えめな美しさ。
☺ただただ幸せで美しい家族だ。
☺それが日本のキャラクターの標準的なアニメスタイルだ。
☺かわいいと思うし、アートスタイルも好きだよ。 🙂
☺西洋でこのようなコマーシャルを普通にしてもらえないだろうか?
☺居心地はいいし、数年前に彼らがカップでやったこととは大違いだ…。
☺マクドナルドのマーケティングチームは、今こうしている間にも欧米版の開発に取り組んでいることだろう。
☺日本だ。彼らは家族を奨励し、広告で男性を卑下しない。
☺アジア系の男は義理の父親だと思う。彼らの子供が赤毛なわけがない。
☺私もそれが不思議なんだ。確かに、彼のアジア人らしさは、より高い遺伝学を妨げるだろう。
☺髪の色が違うのは、日本のアニメでは標準的なことだ。
☺健全な広告だ!日本にまだ文化的価値観が残っていてよかった。
☺このビデオだけで出生率の危機は解決する。
☺日本では人口が激減しているため、家族を持つことを先延ばしにしないよう、国民に働きかけたいのだ。この広告は、小さな幸せな家族を持つことを奨励しているのかもしれない。
☺それは、安倍晋三の亡霊が、若者たちに結婚して家庭を築くよう要求しているのだ。
☺日本はますます住みやすい国になりそうだ!
☺これからは日本でマクドナルドを食べることにしよう。
☺普通の家族、変態なし、黒人なし、クソみたいな音楽なし、グロテスクな美学なし。私が見た中で最も快適な広告だ。
☺マクドナルドは、なぜこのような広告を世界中に流せないのですか?健全なものをお願いします。みんなこれを望んでいるんだ。
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とてもほっこりするCMですね。
確かに反響が大きかった理由が良くわかるCMだなと思いました。
商品について色々言いたいことがある方もいるかとは思いますが、幸せとは一体何なのかを考えさせられる良きCMだったのではないでしょうか。
コメント