SNS上で「日本は不況国家なのか?」
という質問に対して、ラスベガス在住のジョシュさんはこう返答していました。
以下がその内容になります。
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そうだ。
日本に住んでいたとき、日本人は自分の幸せよりもキャリアを優先させるということに気づいたんだ。
日本人の働く意欲は尊敬に値するが、働きすぎて少子化を招いているのだから、何かを変える必要がある。
東京の地下鉄で悲惨な顔をしている人を見たことがある。特に目立っていたのが一人の男性だ。スーツを着て座っているのだが、その目から悲壮感が伝わってくる。他の多くの人と同じように、彼は電車を降りると、悲しみを発散するために近くのバーへ向かった。
リラックスするのにアルコールが必要なら、あなたは幸せではない。
なぜなら2021年から2022年まで、私はアルコール依存症だったからだ。酒ばかり飲んで、自分の問題を無視していた。私は自分の人生が嫌いで、自分の人生の選択に責任を持つ代わりに世の中のせいにしていた。結局、多くの心痛の後、私は自分の人生を変える必要があることに気づいた。
私は日本人に、自分が人生で何を大切にしているのかを考える時間を持つことを勧める。両親を敬うことは大切だが、誰かの賞賛のために自分の幸せを犠牲にすることに、それだけの価値があるだろうか?
いつか自分に子供や孫ができたときのことを想像してみてほしい。子供たちが涙を流してあなたのような人生を送りたいと思うだろうか、それともあなたを仕事中毒者と見るだろうか?
私は日本の人々に、お金のために働くよりも人生にはもっと多くのことがあると伝えたいと思った。自殺する日本人がいかに多いかを知り、私は心を痛め、彼らに何かできることはないかと自問した。
私の話をすることで、彼らの人生を変えることができるかもしれない。
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ジョシュさんは伯爵の称号を持っておられる方で、自身の人生を変える為に2017年からデートや心理学、そして哲学をテーマにした本を100冊以上も読み、現在は英語教師になるための勉強をしながら日本中を旅しているのだそうです。
英語教師という職業は、金銭的に報われるものではないのに、なぜわざわざ富より世界を変えることに価値を置いているのか。それは子どもたちが新しい単語を覚え、一生使えるスキルを学んでいると知って笑顔になるのを見ると、豊かな気持ちになるからだそうで、そうすることで世界に貢献しているのだと語っています。
この返答に対して他の海外の方々が多くの意見を交わしており、日本人に対しての様々な意見が述べられていました。
その一部をご紹介しますのでご覧ください。
海外の反応
☺東京の地下鉄で悲惨な顔の人を見たことがあるよ。
私はまだ、人々が微笑んだり幸せそうにしている地下鉄を見たことがない。それは定義上 “暗い “場所だ。
☺これ、韓国も同じだ!
☺2005年に日本を訪れたとき、私は彼らの社会に驚くと同時に反発を覚えた。まるで現代人の蜂の巣だ。個人主義は固く禁じられている。朝早くから夜遅くまで、男も女も子供も毎日歩いて通勤・通学している。東京を電車で走っていて、貧しいサラリーマンたちを見たときのことは忘れられない。彼らの目に浮かぶ絶望と疲労の表情、エネルギーの枯渇、そして灰色。その瞬間、私の生き方のすべてが明らかになった。そして、1985年以来何度も日本を訪れている父が私に言ったことを思い出した。
「日本人が世界の頂点にいた時代があった。当時は傲慢で無謀だった。1990年以降、日本人は太りすぎ、幸せすぎた代償を払うことになった。1990年代の10年間、私は日本人のモラルが低下していくのを目の当たりにした。男も女も死に物狂いで働き、出産が減り、自殺が増えた。
「皇居の近くを友人と歩いていたときのことだ。歩道から外れた角で、大勢の警官が誰かと話し、怒鳴っているのに気づいた。彼らを追い越した後、私は日本語のわかる友人に何が起こっているのか尋ねた。友人は私に、彼らはある男の自殺を止めるためにそこにいるのだと言った。
☺私は日本に10年近く住み、2人の子供をもうけた。
子供を持つ上で一番ネックになったのは、1LDK以上のアパートを確保することと、将来の教育費と塾代でした。
医療費はほとんど無料ですし、保育園もそれほど高くはありませんが、その他の出費がかさみます。
☺日本は子牛より少し小さい国だ。人口は3倍以上。天然資源はほとんどない。国土の70%近くが山岳地帯で、ほとんど人が住めない。復活した中国の影があり、ロシアとの関係も悪く、住みにくい地域だ。この国には3つの魅力がある。団結力、深みのある知性、そして精神力だ。未来は厳しいだろうが、日本は生き残り、世界の先進国の仲間入りをするだろう。
☺それは一般化の一種だ。一生懸命働いている日本人の9割は、実は自分の仕事が好きだということを忘れている。
☺彼らにとって、仕事はアルコールと同じように悪癖のようだ!その現象自体が理解できない。お金や物質的な豊かさを持つことに何の意味があるのか…。それを維持するためだけに、週に80時間も働いているのなら……#@#@! 私はもっと爽快な方法を思いつくよ……
☺うわあ。私は日本人の悲しみの度合いを知らなかった。でも、日本人が少し一生懸命なのはわかった。
☺子どもたちや若者たちに「働きすぎないように」と教えながら、国から国へと渡り歩いたところで、世界を変えられるとは思えない。私はむしろ、自分の子供たちに強い労働倫理を持たせ、自分の仕事に忠実で、それなりの報酬を得て素晴らしいキャリアを積ませたい。私の子供や孫には、あなたのように(失礼な言い方で申し訳ないが)若いうちから、自分の人生を楽しむという名目で、将来を見据えることなく、ぶらぶらと歩き回るようなことはしてほしくない。私はずっと仕事人間で、それを誇りに思っている。日本人の多くが欧米人のように静かで感情を表に出さないからといって、悲しい人生を送っているわけではない。私はとても物静かで、他人からは落ち込んでいるように見えますが、自分の人生にとても満足していますし、幸せを感じるためにいわゆる社会生活は必要ありません。
☺あなたの見解には同意できないね。日本はあなたが述べているような状況ではない。日本人は人生を楽しんでいるよ。
☺人生は感情だけではないし、幸せかどうかは人生の唯一の基準ではない。多分、良い価値観の方がもっと重要だと思う。
私は東京に6年間住んでいるが、私の周りのほとんどの人はとてもフレンドリーで、良い生活をしている。その人たちのライフスタイルを尊重し、変えようとは思わない。
☺日本人の大半は自分の気持ちを自分の胸に秘めている。そのため、うつ病は手遅れになるまで気づかないサイレントキラーなのだ。
リンキン・パークのリード・ボーカルが命を絶つ36時間前のビデオを見てほしい。そのビデオには、内面的に不幸な男の姿は映っていない。
☺日本人は他の誰とも変わらない。彼らは社会の要求に従って生き、働く。
☺不運なことに、ほとんどの人は意味のない環境で働いている!
☺少子化?子供を産まなければ、それほど働く必要はない。あなたが言ったことの中で唯一意味がわからないのはそれだ。日本はすでに人口が多すぎる…他の多くの場所と同じように…アメリカでさえも。
☺人口過剰がほとんどすべての問題の原因であると言っても過言ではない世界で、なぜ出生率の低下が問題になるのか?
☺私たちの社会では、燃え尽き症候群に対処するためにアルコールやその他の有害な依存症に頼ることが普通になっている。他にどうやって日常的に燃え尽き症候群と付き合えばいいのか、という質問さえ聞いたことがある。彼らは純粋に他の方法を知らないのだ。
☺少子化の原因にはなっていない。イタリアやスペインを見ればわかる。彼らは日本人ほど長時間働いていないし、出生率も同様に急落している。少子化を引き起こしているのは他の何かであり、日本だけの問題ではない。
☺イタリアやスペインのことは言えないが、私の知る限りでは、日本のようにサーバーと顔を合わせないレストランはない。つまり、とんでもない長時間労働で時間がないだけでなく、文化的な理由で人間的な関わりを排除しているのだ。
☺知能が高い人ほど出生数が少ない。いずれにせよ、インド、バングラデシュ、アフリカは餓死しても繁殖する。
☺私の意見では、少子化が進んでいるのは、収入が増えれば増えるほど、子供に最高のものを与えようと思ったら、子供を持つことがいかにお金がかかるか思い知らされるからだ。だから最近は、よほどの金持ちか、金持ちの親に養われているのでない限り、一人っ子を選ぶ人が多い。結婚していればの話だが。だから、申し訳ないが、貧しい人ほど出生率が高いのだ。
もうひとつは、男女の収入が増えれば増えるほど、つまり平等であればあるほど、若いうちにパートナーを見つけて結婚することが当たり前ではなくなってきている。そのため、若いうちに結婚相手を見つけることは、子供をたくさん産むというカップルにとってプラスにはならない。だから、女性の労働人口が比較的少ない国や平等な国では、出生率も高くなるのだと私は思う。
☺”日本人は自分の幸せよりもキャリアを優先する”
そう思うなら、あなたは日本の文化を理解していない。
日本人は個人主義を重んじない。あなたは大きな機械の中の小さな車輪に過ぎない。あなたは社会のために自分の役割を果たすことになっている。そうでなければ、子供が学校で失敗したり犯罪者になったりしたときに、母親が罪悪感や羞恥心を感じるはずがない。
文化や考え方が違うだけだ。
そして、これは年配の日本人に当てはまることかもしれないが、多くの若い日本人も今は自分の幸せを重視している。
また、デートに関して言えば、日本人女性はかなり利己的なようだ。私は何人かと(何年も)付き合っただけだが、彼女たちは「私たち」という観点で考えることはなく、妥協や犠牲を払うことを考えず、皮肉なことに自分のことだけを考えている。
☺私には日本人の友人がたくさんいるが、彼らはよく働く。私の上司の一人は、仕事に関する問題を解決できずに、何日も倒れ、無職になっているのを見ました。
☺それでも、地元のシンガポール人と結婚し、異なるライフスタイルを受け入れ、シンガポールで暮らすことを選んだ人もいます。
☺私に言わせれば、良い人生とは、心配事から解放され、平和と愛に満たされ、真に心配してくれる人々に囲まれたものである。
自分の存在意義を追求できるもの!そう、それが良い人生なのだ。
毎日が不幸と葛藤に満ちていて、愛されているはずの人々に痛みや悲しみが表れているような人生ではない。
さて、日本人なら誰でも知っていることだが、あなたが職場で価値があるのは、あなたがそこで役に立っている間だけだ。あなたが病気や年齢的な要因で体調を崩したり、職を離れたりした瞬間、あなたは何に気づくだろうか?
あなたがやめたからといって、あなたの仕事が止まることはない!
学ぶべき教訓は人は最大の財産であるってことだ。
家族はすべてである!なぜなら、彼らはあなたの「力」が衰えたときに、あなたを支えてくれる「肩」だからです。
年をとるのは避けられないことです。私たちは皆、その日を待ち望み、祈るのです。
もしあなたが賢明であるなら、人の問題には支配者がいることを理解するでしょう!そして、そのことを理解することによって、彼の意志に身をゆだね、それを見つけることに集中するのだ!
それを見出したときにのみ、保証された平和を見出すことができるのだ!
☺最近、『生きがい』という本を読み終えて、日本人は世界で最も長寿で幸せな国のひとつだという印象を受けた。
☺もし時間があれば、日本のクオラを見てほしい。日本人はうつ病であることをとても恥じるし、彼らの文化はとても謙虚だ。だから、本当の気持ちを隠すことがよくある。
☺幸福に対する認識が文化によって異なるのは興味深い。日本の労働文化に欠点があるのは事実だが、幸福とは複雑な方程式である。キャリアの成功と個人の幸福は互いに排他的であるという考え方に異議を唱え、個人が仕事上の願望を追求しながらも幸福を優先するというパラダイム・シフトを奨励すべき時なのかもしれない。充実感を得るということは、単に仕事を変えるということではなく、自分の人生を見るレンズを変えるということでもあるのだ。
☺充実した人生を送るために私たちが毎日投資しなければならない「充実感の基礎」は感情、考え方、知性、職業、肉体、社会性の6つある。そのうちの1つ、つまりキャリアにしか投資していないとしたら、それは社会生活などにも影響する。
☺実は、そんなに悪くはないんですよ。私も仕事帰りに飲むが、同僚と過ごす時間は楽しい。悲しみを晴らす人もいれば、上司の愚痴をこぼす人もいれば、一晩中歌って踊る人もいれば、恋愛運を試す人もいる。それが人生であり、私はみんなの中にある小さなドラマを受け入れる雰囲気が好きだ。時には、あなたが見聞きしたことが、その人の本当の気持ちを代弁しているとは限らない。表現主義や利己主義よりも、謙虚さや謙遜さが重んじられる社会では特にね。でも、私はあなたが自分自身をポジティブに保つ方法が好きだ。
☺幸せかどうかはすべて自分次第。自分の幸せは自分で作る!日本での11年間、アル中にもならなかったし、自殺もしなかったぜ。
☺賞賛を得るために働いているのではなく、そもそも自分が選んだ仕事なのだから、契約した仕事を続けるために働く必要がある。人種に関係なく、自分が献身的に取り組んでいることを他の誰にも理解してもらう必要のない人もいる。
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まぁ、様々な意見が飛び交っていましたが、確かに日本人は他の国の人達と比べれば働きすぎですし、生活や環境の為に、自身の感情を犠牲にしている方は多いと思います。
勿論、仕事が生きがいという方もいらっしゃるので、一括りにすることは出来ないのですが、そうでない人達が生きがいだと感じることが出来る仕事につけるチャンスをつかむ事はとても大切なことなのではないかと思います。
時代が大きく変わろうとしている今ですが、例えばベーシックインカムが今後導入されれば、仕事の選択の幅はとても広くなることでしょう。
AI技術の普及により、そういった政策は可能性として考えられるので、その時にチャンスをつかみ、生きがいを感じられる日本人が大勢現れるようになると、今まで以上に素晴らしい新しい日本国が誕生するかもしれませんね。
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