猫と警備員のやりとりが微笑ましいと話題になった尾道市立美術館。黒猫の「ケンちゃん」は、近くのレストランで飼われている猫ですが、2017年に美術館に侵入しようとして話題になって以来、何度も美術館の玄関で警備員・馬屋原定雄さんとの攻防を繰り広げているのです。
特にケンちゃんは、馬屋原さんが警備を担当している時に侵入を試みることが多く、馬屋原さんとケンちゃんの息の合ったやりとりが、美術館職員や訪れる人々を楽しませています。ケンちゃんが美術館の自動ドアの前で待ち構え、馬屋原さんが来ると「ニャー」と鳴きながら、館内への侵入を狙う様子は、多くの人がカメラを構えて見守るほどの人気なのです。
ケンちゃんが玄関を突破しようとしましたが、馬屋原さんが巧みに通せんぼ。しかし、ケンちゃんも負けじと体をひねってかわし、館内に駆け込むという展開に。最終的に馬屋原さんに捕まり、自宅に連れ戻されましたが、この攻防劇は見ている人々に笑顔を届けたのでした。
この尾道市立美術館の名物となった「猫と警備員の攻防戦」ですが、海外でも話題になっており、「日本の美術館は入館しようとする2匹の猫に1日の大半を入館拒否に費やす 」と題されて紹介されていました。
寄せられたコメントの一部をご紹介しますのでご覧ください。
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海外の反応
🙂 博物館に行かせてあげてよ、ただ見学したいだけなんだから 😛
🙂 誰かが入口にキャットニップ置いてるんだろうな。
🙂 どうして中を見せてあげないの?
🙂 長い間、うちの裏庭にいた猫との関係もまさにこれだよ。今はもう諦めたけどね。入ってきたかと思えば、用が済んだらすぐに出せって要求してくる。どうしてこうなったんだか。
🙂 彼らが入れない理由は、入場料を払えないから?私が払うよ!子猫たちにも文化を楽しませてあげようよ!
🙂 うちのワシントン州北東部にいる猫たちにそっくりだ。「うち」の猫たちも、しつこいけど可愛いんだよね。猫って、こういうオレンジと黒のペアでいること多いのかな?
🙂 猫に優しく接しているこの人たち、すごくいいよね。日本って、猫に優しい国なんだろうな。
🙂 優しくしてるし、蹴飛ばしたりしてないもんね。
🙂 東ヨーロッパだと、この猫たちは2回までしか挑戦できないだろうね。それで問題は解決するから。
🙂 芸術家の生まれ変わりだね。
🙂 貴重な展示品を喜んで押し倒すだろうね。
🙂 規則を守るだけのつまらない人だな、入れてあげなよ。
🙂 その博物館は、猫を宣伝に使っていないことでどれだけの利益を逃しているか気づいてないよね。
🙂 博物館の猫として扱ってあげればいいのに。
🙂 優しく対応しているところがいいね。
🙂 彼らはただ学びたいだけなんだよね 😹😸😻🎓❤️✨
🙂 猫たちはわかってるよ、博物館で何か特別なことが起こってるんだ。
🙂 彼らは呪いで猫にされちゃって、博物館の中にあるお守りを手に入れて人間に戻ろうとしてるんだよ。
🙂 何て素晴らしい仕事なんだ!
🙂 朝起きて見るには最高の動画だね。
🙂 その猫に博物館の会員権を買ってあげたいな。請求書を送って!
🙂 猫たちはキュレーターが知らない何かを知っているんだろうね。もしかして他の招かれざる客を退治してくれるかも?
🙂 中に入って何するつもりなんだ?
🙂 その仕事やりたいな。閉館後に猫たちをプライベートツアーに連れて行くよ。
🙂 これは猫差別だ!入れてあげなよ!!!
🙂 この仕事なら私5分でクビになるわ。博物館は猫でいっぱいになって、私もドアのところで猫を撫でてるだろうな。
🙂 彼の仕事は猫を追い出すことだけど、彼が優しく対応しているところが素敵。
🙂 猫だって芸術が好きなんだよ。
🙂 その猫たちの名前はパブロとヴィンセントだよ😍
🙂 彼らを博物館のマスコットにしよう!頼むよ、日本!
🙂 猫が入ろうと決めたら、どんな障害があっても絶対に入るからね…。
🙂 猫が最大のセキュリティリスクって、そんな国いいよね。
🙂 初日にクビになる自信がある。
🙂 「ミュージアム?あれ、”ミャウジアム”って書いてあったと思ったんだけど」 🐈
🙂 2匹同時に来たら、どうするんだろう?
🙂 彼らは「猫分配システム」の代表で、警備を見に来てるんだよ。
🙂 彼らは芸術を愛する美食家だよ、中に入れてあげて。
🙂 どうして彼らが求める文化を与えてあげないんだ?
🙂 理想の仕事を見つけた。
🙂 その粘り強さ、称賛に値するよ 🙂
🙂 猫ちゃんのグッズも売ってるんだよね、最高!
🙂 日本は猫たちまで礼儀正しいんだね。
🙂 「チケットは中に置いてきたんだって、ホントに」
🙂 この2匹はトマトスープをアートにぶちまけたりはしないだろうけど…毛玉はあるかもね。
🙂 リードを付けて入れてあげればいいんだよ。
🙂 猫がいないアートなんて存在しないよ。
🙂 猫たちが勝つよ。早めにそれを理解した方が楽だよ 😻
🙂 その2匹はただ仕事がしたいだけなんだよ。博物館にネズミがいるに違いない。
🙂 その白い手袋と丁寧な態度が素敵だよ。日本のタクシー運転手や駅員もみんな手袋をしてるよね。日本には招き猫の博物館があるから、そこなら歓迎されるんじゃないかな。
🙂 ここってツナの博物館なのかな?
🙂 猫たちが戻ってくるってことは、入ろうとしてるんじゃなくて、友達を見つけたんじゃないかな。優しく撫でてくれる人たちがいるんだよ 💓
🙂 あの猫たち、きっと芸術を理解する力が高いんだろうね。猫の絵が展示されてるのかな?
🙂 入れてあげて、部屋と食事を与えて仕事をさせればいいんだよ。
🙂 この仕事のプレッシャーには耐えられないかも。
🙂 入れてあげて!ゴッホの絵にスープをぶっかけたのは彼らじゃないんだから。
🙂 この猫、心理学部のロビーにいた猫を思い出すわ。とても賢いので、自動ドアが開くたびに一緒に入ってくるのよ。
コメントは以上になります。
とてもユーモラスで温かいコメントが多く寄せられていましたね!「博物館に入れてあげて」という声が目立つ中、猫ちゃんたちの行動に対して、まるでアート鑑賞をしたがっているかのような姿に、多くの人が共感している様子が伺えました。
猫ちゃんとの微笑ましい攻防に皆さんほっこりしているようでした。猫ちゃんと馬屋原さんのやり取りが、世界中でこんなにも愛されているなんて、本当に素敵ですね!
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