音楽プロデューサーとして活躍する33歳の男性、ほんこんさんが、なんと10年もの歳月をかけて貯金し、ついに憧れのフェラーリ「458スパイダー」を購入。しかし、夢が現実となったそのわずか1時間後、まさかの悲劇が彼を襲います。東京都港区の首都高速道路を走行中、突然車両の後方から白煙が立ち上り、すぐに炎へと変わりました。ほんこんさんはすぐに車を停車し、車外へ避難。自身で警察に通報し、約20分後には火は鎮火されましたが、フェラーリはフロントバンパーの一部を残し、ほぼ全焼してしまいました。
この「458スパイダー」は2011年から2015年にかけて販売されていたモデルで、新車価格はおよそ249,000ドル、日本円にしておよそ4,000万円以上とも言われる高級スーパーカーです。彼にとっては、まさに夢の一台。しかし、その夢はわずか1時間で燃え尽きてしまいました。SNSでは彼の投稿に対して「可哀想すぎる」「ご無事で何より」といった声が殺到。なかには「フェラーリってよく燃えるイメージある」「昔、俳優のフェラーリも燃えてたよね」と、過去のフェラーリ車の火災を思い出すコメントも見られました。
実際に、フェラーリは過去にも複数回のリコールを出しており、2010年には「458イタリア」が排気システムに接着剤が漏れ出し火災に繋がるおそれがあるとしてリコール対象となっています。2015年や2019年にも「488GTB」や「J50」など、計16車種が不具合の可能性でリコールされています。とはいえ、今回の火災の直接的な原因はまだ判明しておらず、警察が現在も調査中です。
事故当時、ほんこんさんは「爆発するかと思って本当に怖かった」と語っており、火の手が上がったとき、彼は道路上で安全な距離を取りながら、成すすべもなく愛車が燃え尽きていくのを見つめるしかありませんでした。フェラーリを納車された直後にはSNSで「改造も済ませて納車されるのが楽しみ」と投稿しており、その期待の大きさがうかがえます。
実は、こうしたスーパーカーの火災は日本に限った話ではなく、今年1月にはロンドン・ベイカーストリートで、約5,600万円相当のランボルギーニが市街地で炎上するという事故も報告されています。高性能なエンジンを搭載するこれらのスーパーカーは、極端な熱やパーツ構造の影響により、わずかな不具合が大きな火災へと発展するリスクを抱えているのです。
それにしても、ほんこんさんにとってはこの出来事がトラウマに近い体験だったようで、「また好きな車を買っても同じことが起きたらどうしよう」と語っています。たった1時間で4,300万円の車が灰に…。ほんこんさんの無事がなによりの救いですが、今回の出来事は、高級車であっても安全は絶対ではないことを教えてくれる、大きな警鐘となりました。
海外の反応
👨💼 もしフェラーリを手に入れるのに十年も費やすなら、最初から手を出す価値などない。
🧑 なぜダメなんだ? 十年待つ覚悟があるのなら、それだけの価値があったということだ……!
👩💼 人々が望むものを何でも手に入れるなんて、まるで神が許すはずがないような言い草だな……!
👱♂️ 安心しろ、保証と保険が彼を救うさ。
👱♂️ 電気自動車なら、こんな炎は決して浴びないはずだ。
👨💼 フェラーリの広報部はすでに動いている。これだけの騒ぎなら、新車を無料で手配してくれるはずだ。
👩💼 彼にリボン付きの新品と満タンのガソリンを“ダメージコントロール”の演出で贈る姿が見ものだ……!
🙍🏾♂️ フェラーリはそんなことはしない😭 ランボならあるかもしれないが…。
🧑 二台目が買えない車は、最初から持つな。
👩🏻♀️ どうか彼に新しい一台が届きますように🙏🏻。
👱♂️ 慣らし運転もせずに全開にしたんじゃないのか?
👨🏻🏭 プロのように走ろうとしてクラッチを踏み過ぎたのだろう。しかし彼はプロではない…クラッチは焼き付き、火を噴いた。人生の教訓だ。もし保険に入っていなかったなら、金銭の教訓にもなるだろう。
🙍🏾♀️ 物質に幸せを求める典型例ね。しかしそれはすべて刹那の幻…一時の幸福なのよ。
🧑 テスラが燃えるのとは違って、これは本当に同情するよ。
👨💼 だからこそフェラーリは“最も安上がりなスポーツカー”と呼ばれるんだ。リアライトが切れるたびに五千ドル請求する、これが彼らの稼ぎ方さ。見た目には惹かれるが、イタリア品質には悲しい現実がある。
👱♂️ あんな絶望に囚われたら、現実とは思えないよな。十年って膨大な時間だ…取り戻せないんだぜ。
🙍🏿♂️ こんな事態なら、俺だったらまちがいなく打ちのめされてたぜ、兄弟。
👱♂️ それは痛い出来事だが、皮肉とは違うだろ。俺はもっとひどいのを見てきた…結婚式の日に雨、支払い済みのタクシーが無料だったり、必要なときに限ってナイフの代わりに一万のスプーンがあるようなもんだ。
🧑 台無しだよ。彼は十年もかけてお金を貯めて購入したのに喜びはわずか一時間足らずで消えたんだ。
🙍🏿♂️ お前こそ地球上で最も運が悪い奴に違いない…でも火災の原因は彼のせいじゃない、だから保険がカバーするはずだ。
👨💼 スーパーカーの悲しい真実…一般人が手に入れたとしても、年間維持費を負担できはしない。十年かけて手に入れた彼も、毎年どれほどの出費になるか、とうてい理解していなかっただろう……!
🙍🏾♂️ 彼はフェラーリに呪われてる…また十五年、貯金を始めるしかないか。
🙍🏼♀️ エンジン周辺で内燃が引火したみたいね。つまりICEってやつだ😎。
👨💻 NFTでも買っておけばよかったのに。
👱♀️ これはまさに痛みを伴う経験だ。
コメントは以上になります。
ほんこんさんへの同情や心配の気持ちが多く見られる一方で、高級車を手にすることのリスクや現実、そして所有者としての責任についての意見も数多く挙がっていました。
手の届かない存在とされがちなスーパーカーだからこそ、感情の振れ幅も大きく、賞賛と批判、期待と落胆が入り混じった反応が目立ちました。
高級車に対する夢や憧れだけでなく、その裏にある現実や代償についても、改めて考えさせられる出来事だったといえそうです。
コメント
やっと買えて慎重にローやセカンドだけでエンジン回してたんだろうなあ。熱で炎上w