今年は今までと違い、コロナウイルス規制で行動制限をするべきではないとの指摘がでている為、3年ぶりに緩和されたことを受け、東京ではお盆の帰省ラッシュで出発する国内列車や飛行機の予約がピークに達しました。
東京と大阪を結ぶ東海道新幹線の往路の指定席は、午前中にほぼ満席になり、国内線の保安検査場の一角にマスクをした乗客が長い列を作って待っていた羽田空港では、往路便も午前中でほとんどが満席になったそうです。
乗客の中には祖母がコロナウイルスの大流行で亡くなり、やっとお墓参りに行けると話されている方もおり、3年ぶりに実家へ向かう方が多く見受けられたそうです。
全日空と日本航空が運航する国内線の予約状況は、2019年の旅客数の約8割の水準に達しており、JR各社が先月発表した数字によりますと、新幹線や在来線の今週の指定席は前年比2.69倍となり、コロナウイルスが世界で流行する前の2018年と比べ、およそ60%の定員に上昇したのだそうです。
また、日本道路交通情報センターによると、東京と新潟県を結ぶ関越自動車道や、首都圏と中部地方を結ぶ東名高速道路で30キロを超える渋滞が報告されるなど、高速道路の方も混雑していた模様です。
そして成田空港の国際線ロビーも旅行客でごった返していたみたいで、規制が緩和されることを待っていたといわんばかりに2022年のお盆休みは賑わいを見せる形になりました。
この日本でのお盆休みの帰省報道に多くの海外の方がコメントしていましたのでその一部をご紹介します。
海外の反応
■ 2019年に戻ろう!!!!
■ 詳しくはわかりませんが…いつも夏にやる祭りや花火などの大きなイベントは中止なので、家族で遊びに行っても大丈夫と思う人が増えたことが以前と違うところなのでしょうかねぇ。
■ まだマスクをつけているの?それとももうないの?
□ マスクをしていない人を探す方が難しいくらいですね。
■ 私の住んでいる地域の花火大会は、時間が短縮されて行われました。でも大きなお祭りが3年ぶりに復活しましたよ。 福岡県在住
■ 地方のコミュニティでは、制限なくお祭りを進めているところが増えていますね。でも私の住む街では、いろいろやってはいるのですが、人が密集しないように警戒はしていますね。中途半端って感じだなぁ。 東京都在住
■ その通りです。でも、確かに規制はありませんが、ほとんどのお祭りが中止され、「フル回転」には程遠い状態ですね。
意外なことに、みなとみらいの盆踊りは、私が確認したところでは、入場制限されたまま行われている。 日本在住
■ 私の地元の祭りは予定通り行われていますし、全国の花火大会や他の祭りもそうですが、出演者はマスクをつけていません。フジロックやサマーソニックも盛り上がっている。国内外への旅行もキャンセルする人はいない。ということは、そこまで来ているんですね。 日本在住
■ それは地域によって大きく異なります。東京や大阪では、今年もたくさんの花火大会が中止されます。一方、中部地方の小さな都市では、長いコロナ休止の後、初めて花火大会やお祭り、競技大会が復活します。
■ 日本はいまだに個人観光の受け入れを禁止し、ビザ免除をすべて停止しているのにのにね。
■ 日本に戻りたいフランス人として、これを読むと腹立たしいばかりです。日本政府は何とかしてほしいです。
■ 残念ながら、規制はまだ一部で健在です。
島根県浜田市では蔓延を防ぐため、今日から正式に海水浴場が閉鎖されました。 島根県在住
□ あなたは「残念ながら」と言いますが、東京では先週、1日の患者数が過去最高を記録したばかりです。医療が追いつかなくなってるんだから、規制は必要だろう。
イベントの中止は最悪だが、病気になる人、病院が経営難に陥る人、健康上の緊急事態で医療を拒否される人は、もっと最悪である。先日、日本関連のサブ記事に、脳梗塞のような症状の若い男性が、複数の病院から受け入れ先がないという理由で追い返されたという投稿がありました。
■ ヨーロッパとアメリカの政治家がしっかりして、日本人の到着時観光ビザを早く取り消してくれるといいのですが。
政治家が何もしないことは分かっているし、日本人はほとんど日本国外に旅行しないので、そのような禁止の影響はほとんどないだろうことも分かっているけど。
■ 海外を自由に旅行している人がいるのに、日本政府が外国人の日本入国に何の対応もしないのは、全く自分勝手な見方で本当に腹が立ちますが、日本の皆さんは楽しんでくださいね。
■ 今日は伊丹空港と羽田空港にいました。どちらも混雑していましたが、そんなにひどくはありませんでした…。また旅行に行く人がいて本当に良かった。
■ 人々が目を見開き、大量のコロナへの恐怖が明らかに終わったのを見るのは良いことです。日本はかなり遅れているけど、徐々に理解しつつある。一日に何十万件もの患者が発生しているが、人々は休暇を取るために大勢で出かけています。恐怖は去りました。
悲しいことに、マスクの着用は依然として広まっていますが、数週間にわたる世界的な症例の記録は、マスクが機能していないことを示しています。現実をいつまでも否定することはできないので、この面でも現実が徐々に明らかになりつつあるでしょう。
ポジティブな面を挙げるとすれば、海外旅行者はマスクを紛失しても、特に屋外ではマスクを着用しなければならないという社会的なプレッシャーを感じることはなくなります。マスクを着用していないだけでなく、感染者がはるかに少ない場所に行けるという開放感は、きっと喜べるものとなるでしょう。
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まだ人が多く集まるような場所では規制があるみたいですが、一日も早く元の生活に戻り、また皆で楽しめるようになれば良いですね。
日本に行きたいと思っている海外の方にとっては納得のいかない報道だったみたいですね。
時間はかかるかもしれませんが、いつかまた交流が深めれたらいいなと思います。
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