奈良公園や日光などの観光地で、小学生たちが英語を使って外国人観光客にインタビューをする活動が行われていることをご存じですか? そんなほんわかする活動が海外で話題になっていました。
例として2023年には、奈良公園で小学4年生以上の生徒たちが、海外から訪れた観光客に英語で話しかけました。初めての挑戦にも関わらず、みんな積極的で、「楽しかった」「もっと話してみたかった」という声がたくさん聞かれました。
実は、こういった活動は以前から続けられていて、例えば、2015年には大阪市の小学生たちが奈良公園で英語のインタビューを行い、台湾やオーストラリア、イギリスなど、世界中から訪れた人々と交流したのだそうです。
事前に英語の練習を重ね、観光地で実際に英語を使ってコミュニケーションする、この経験が、子どもたちにとって、ただの勉強を超えた貴重な学びとなっているのです。
こうした取り組みは、英語力の向上だけでなく、異文化理解や国際感覚を育む素晴らしいチャンスです。そして何より、子どもたちが楽しみながら挑戦している姿が本当に素敵ですね。
さて、今回ご紹介するのは、「宿題をしている日本の子供たち」と題された、奈良公園で2人の小学生が外国人観光客にインタビューをしている動画からになります。日本に訪れた海外の方々の多くは同じような経験をしたらしく、コメント欄を賑わしていました。一部をご紹介しますのでご覧ください。
海外の反応
🙂 文化交流って素晴らしいね。👍
🙂 これって奈良でよく見かける光景だね。観光客は鹿を見に来るけど、日本の子供たちは観光客を探しに来るんだ。
🙂 私も日本を旅行した時に、こんな子供たちが話しかけてきたわ。質問は他にもあったけど、ほとんどの私の答えに「ME TOO!」って返してきて。とても可愛かった。その言葉を知ってて会話できるなんて素晴らしいわ。
🙂 私たちにも同じことが起きたわ!魚を食べない夫が最後の質問でパニックになって「寿司」って答えちゃったの。
🙂 15年間日本で暮らして教えてるけど、あの子がベルクロポーチからさっと折り紙のプレゼントを取り出した時は私も感動してしまった。可愛すぎる!
🙂 とても愛らしい💙 とても礼儀正しくて、最後のちょっとしたプレゼントが一番可愛らしいわ!
🙂 あのドラゴンの折り紙、技術が素晴らしいよね。ずっと大切に保管したい。
🙂 まじでそのドラゴン、めっちゃカッコいい!
🙂 近くでくつろいでる鹿が良いね。
🙂 よし、これはどこなの?人生の目的が見つかったよ – そこに行って子供たちにインタビューされて、ドラゴンの折り紙をもらうんだ。
🙂 そう、これは奈良で撮影されたものでしょうね。同じようなインタビューを受けて、可愛い折り鶴をもらいました。あれから5年以上経っても、まだ冷蔵庫に貼ってありますよ。良い思い出です😃
🙂 アメリカの学校が世界の他の国々のように、若いうちから第二言語学習を重視してくれたらいいのに。私たちは9年生になるまでスペイン語のクラスすら受けられなかった。スペイン語かドイツ語を学びたいけど、子供の時に学ぶ方がずっと簡単なんだよね。
🙂 京都の金閣寺で同じことがあったよ。制服を着た何十人もの子供たちが、見つけた観光客全員に話しかけていたから、きっと修学旅行だったんだろうね。すごく良かったと思う。
🙂 今日本にいるんだけど、京都で2人の子供たちに同じような質問をされたよ。でも僕らはただありがとうって言われただけ。今すごく損した気分。
🙂 白人の人を捕まえようとする2人のポケモントレーナーみたいだね。そして鹿がただそこに座ってるし。
🙂 そこの環境が平和だってことがよく分かるよね。鹿が今日は人間が何してるのかなって見に来てるんだから。
🙂 その環境がどれだけ安全なのか、子供たちの宿題が見知らぬ人と話すことだってことからよく分かるね。
🙂 京都の二条城で同じようなことがありました。似たような年齢の学校の子供たちがグループで質問をしてきて、その後グループ写真を撮りました。きっと今頃、日本のどこかの中学校に私の写真が飾られているんでしょうね。
🙂 私たちは大阪城で去年同じような経験をしました。数人の子供たちが近づいてきて「Do you have the time?」と聞いてきました。時間を伝えると、彼らは非常に困惑した表情を見せました。しばらくして先生が笑いながら近づいてきて「They wanted to ask if you had time to answer some questions(質問に答える時間があるかを聞きたかったんです)」と説明してくれました。同じような質問に答えた後、私たち全員は折り鶴をもらいました。広島を訪れて折り鶴の本当の意味を知った後では、より一層大切な思い出となっています。
🙂 日本ではこれはとても一般的なことですよ!私と夫が休暇で訪れた時も何度も声をかけられました。とても可愛らしくて、いつも喜んで協力していました。
🙂 私も最低限の日本語を話せたらいいのにって思った。
🙂 あの子供たち、素晴らしい!何て素敵な子供たちなの。プレゼントまでくれるなんて!すごい!
🙂 私は2週間ほど滞在したけど、日本の子供たちは今まで出会った中で一番可愛らしくて、一番行儀の良い子供たちだった。
🙂 香港のプライマリースクールの時、私たちもビクトリアピークで観光客にインタビューする似たようなことをやったよ。
🙂 すごく素敵な子供たち!賢い子供たち。
🙂 2014年に奈良で同じような経験をしたよ。たくさんの折り鶴と手作りのしおりをもらって、今でも使ってるんだ。それに、岐阜の英語観光パンフレットを配ってる子供たちもいたよ。とても可愛かった。
🙂 そのクリップボードが心を溶かすわ。
🙂 近づいてくる前にその折り紙を彼の手に持っていたのは見なかったことにしとくよ。
🙂 その気持ちはわかるよ。私も子供の頃、同じような体験をしたもの。人生最高の思い出の1つね。
🙂 私は母親として、自分の子供が見知らぬ人にインタビューするというのは心配だけど、日本の安全な環境ならではのことなのかもしれないわね。
コメントは以上になります。
文化交流への感動や、日本の子供たちの礼儀正しさ、折り紙のプレゼントの可愛らしさに多くの称賛が集まっていましたね。特に「奈良で同じ体験をした」という共感の声が目立ち、折り紙が思い出として大切にされているエピソードには心温まるものがありました。
また、日本の安全で平和な環境がこのような取り組みを可能にしているという意見も興味深いです。海外の方々にとって、子供たちが宿題の一環として見知らぬ人にインタビューをするという行為は、日本特有の安心感を象徴するものとして映っているようです。
これらの反応から、日本の教育や文化の特長がどれほど高く評価されているかが分かりますね。このような取り組みがさらに広がることで、国際的な相互理解が深まり、日本の魅力をより多くの人々に伝えられるのではないでしょうか。
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