マーチングバンドの「オレンジの悪魔」として知られる京都橘高校吹奏楽部は、台湾の中華民国国慶日となる10月10日に台北市で開催される祝賀式典に招かれ、パフォーマンスを披露することとなりました。
京都橘高校吹奏楽部は5日に台湾入りしており、双十節式典の前日には、日本の京都橘高校、台北市立第一女子高校、私立暁明女子高校が吹奏楽による3校合同公開練習が台北市内にある両庁院広場で行われました。
あいにくの曇り空だったのですが、数千人の台湾市民たちで埋め尽くされ、それぞれの高校の活気ある素晴らしいパフォーマンスで釘付けにしたのだそうです。
双十節の式典に海外の大規模な楽団が招待されるのは初めてなのだそうで、台湾メディアによると、「オレンジの悪魔」のファンは台湾にも大勢おり、担当者がインターネットを通じて視聴し、台湾と日本の友情を世界に示す考えからも今回の招待のきっかけとなったのだそうです。
異例となった今回の招待ですが、合同公開練習を見た台湾の方々から多くのコメントが寄せられていましたので、その一部をご紹介します。
台湾の反応
■ 素晴らしい！
日本の橘高校の女の子たちは、とても生き生きとしていてかわいいですね。
■ 多くの時間と練習を経て実現したパフォーマンスを見ることは、励みになるはずです。
■ 橘高校の楽器演奏は趣向を凝らしていて良かった。今日のライブは最高でしたね。
■ 橘高校の女の子のドレススカートが可愛い。
■ 実際に演奏するのは大変だろうね。踊り続けて呼吸も続けなければならないからね。
■ 楽器の演奏と踊りを同時に行うのは体力的に大変であることはもちろん、橘高校の生徒たちは海外でも常連であることから、ステージに立つためにプライベートで多くの努力と練習を重ねているんだよ。
■ ありがとう、日本。今回、日本橘高校は台湾に若々しい活力と誠実さをもたらしました。皆さんの熱演に感謝するとともに、今後のご健勝をお祈りいたします。
■ 台湾の人たちは日本人に一番友好的であることがわかったよ。人だかりができていたでしょ。台湾と日本は友好的ですよ！
■ 文化交流は善の循環ですね。
■ 音楽面ではオレンジの悪魔の方がはるかに優れているね。
■ オレンジ色の悪魔は本当にパワフルです。細部までこだわっていて、パイプもいいし、音もいいし、世界が求めているのも頷けますね。
■ 橘高校のパフォーマンスは本当に良い芸術ですね。
■ グリーンズもとてもよかったし、拍手を送りたいのですが、オレンジデビルズのような創造性、活気、エネルギーに欠けていたことは隠せません。世界の頂点を目指す台湾の新鋭チームの活躍を期待しています。
■ オレンジの悪魔のパフォーマンスは、周りの観客に笑顔で手を振り、あまり好きではない仕事をさせられているというより、楽しんでいるような印象を受けました。
■ 私たちのバンドは、そろそろその古い枠組みから脱却する時期に来ているのでは？
■ 橘高校のショーは、ディズニー的な楽しさがありましたよ。
■ 橘高校のクリエイティブアレンジは、北一女を直接粉砕しました。もちろん、私たちの強さも非常に優れていますが、それはただお硬いだけです。
■ スキルはもちろん、常設の武将帽や膝丈の旗の裾など、デザインにもこだわっていますね。
■ 明日はただただ、オレンジの悪魔が見たい。
■ オレンジの悪魔の後ろにあるフラッグの回収方法が崩れていたのが残念です。もし、建国記念の日に国旗を集める集団をカメラが撮影していたら、ゴミを集めているように見えて、美学が崩壊していただろう。旗をきれいに回収する人をもっと派遣すべきだし、出口もショーの一部でしょう？
■ 端正でニュートラルなサウンドで音楽が出てくるのだから、その力量は折り紙付きで、本当に憧れ、見習うべきところがある。
■ 京都橘のまるで天使のような明るく元気な演奏は本当に素晴らしかったです。
■ どれも素晴らしかったのですが、京都橘の演奏は本当にダイナミックでした。
■ 他人と競わずに成し遂げる日本人の精神は見習う価値がありますね。
■ 生まれて初めて、建国記念の日にライブをすることになりました。京都橘のために !!!
カーニバルのように楽しい。前に印象に残った国慶節の公演は生気がないというか…。
□ 私もそう思ったよ。
日本は本当に素晴らしいです！台湾が日本と友達になれることを本当に嬉しく思います！
■ どちらもとても真面目で一生懸命ですでも、オレンジの方が目を引きますね。
■ 演出は全て素晴らしかったのですが、正直なところ、オレンジの悪魔とは格が違います。台湾は本当に変わる必要があります。
■ 橘高校の吹奏楽部の皆さん、建国記念日をより素晴らしいイベントにしていただき、ありがとうございました。
■ 当日は雨が降るかもしれませんが、日本の友達がいつまでも良い印象を残してくれることを願っています。
■ なぜいつものオレンジ色の制服を着ていないのですか?
■ 今日はリハーサルで、10月10日の正式な公演日にはオレンジ色のユニフォームを着ますよ。
■ すごい！! ! とても素晴らしい。どうしてこんなにも格好良いの？素晴らし過ぎて鳥肌が立ったよ。
■ 演奏とダンスが同時にできるなんてすごい！台湾はもっと真面目でエネルギッシュじゃない。
■ なぜ、男子生徒が1人か2人しかいないのですか？
□ 今は共学ですが、昔は女子校だったそうです。日本の場合、吹奏楽部はほとんどが女子で、運動部に男子が多いんです。
□ 女の子の方がいいです。
□ 死ぬほどクール！
■ 私は、一人一人の明るく晴れやかで若々しい笑顔が大好きです。台湾へようこそ。
■ めちゃくちゃ可愛い！見ていて飽きません！元気いっぱい、天真爛漫な笑顔、まさに最高の国交！
■ 台湾と日本の友好、世界に誇るパフォーマンス、素晴らしい日本の皆さん、素晴らしい演奏をありがとうございました。
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リハーサルではありましたが、「オレンジの悪魔」が立派につとめている姿に感心させられました。
台湾の方も仰られていましたが、演奏だけでなく生徒たちの表情やダンスを観ているととても感動させられるものがあるんですよね。
何なんでしょうね、この泣きそうになる感情感覚は？
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